本記事では私が今まで育児本で読んで一番良かったと思う「フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る」という本について解説します。

うちの子は必ず私が横にいないと寝付けないので、寝かしつけで夜の大半が終ってしまい、その後家事をしたり色々やることに追われてとても大変です。何かいい方法ってありますか?



私の娘は半年頃からひとりで寝て、朝まで起きずに寝てくれる子になりました。そのためにはある本を読んで実践しただけなんです。
夜の時間がゆっくり取れて、睡眠もしっかり取れるので育児のストレスがほぼなく笑顔で娘と常に関われています!その本を紹介します!
夜の寝かしつけから、頻回に起きてしまう子供をあやして再度寝かしつけるための睡眠不足は育児の大きなストレスの一つです。その悩みを解決してくれる本を紹介します。
本の紹介をする前に一つだけ!
初めはとっても大変であるということだけ伝えておきます。
覚悟を持って家族みんなで取り組まなければ、やり遂げられないです。
なぜなら我が子はとっても可愛いから。
泣いている我が子を意図的に放置するということは、思っている以上に精神的に大変だったり、結果が得られるまでこのトレーニング中心の生活リズムにする必要があるからです。
それでも、セルフねんねを獲得していないお子さんや、夜間に頻回起きてしまうお子さんを持つご両親を見てて、
頑張って良かったと心の底から思うので頑張ってもらえたら嬉しいです!
フランス人の赤ちゃんは朝まで一人でぐっすり眠る
この本を妊娠中に友達からおすすめされ、出産まで熟読しました。
結果、私の娘は生後半年の時に夜寝てから、朝まで1度も起きず、また寝かしつけも一切なく自分で眠りに入ってくれる子になりました。
2歳の今では夜の6時から朝の12時まで寝てくれ、もちろんベッドに寝かしてバイバイ〜と言って扉を閉めるだけで自分で寝てくれます。
それではこの本に書かれている内容を紹介します!
日本式の育児とフランス式の育児の違い。
日本では、赤ちゃんはまだ何もできない存在なので、できないことをママやパパがサポートするべきと言った考え方が広く持たれていると思います。
フランスでは、赤ちゃんは大人になって独立する方法を学んでいる存在なので、ママやパパはその独立をサポートするべきという考え方が主流なのです。
日本ではよく聞く、「寝かしつけ」という言葉はフランス語はないようです。
大人になってもトントンしてもらわないと寝られないという人はいないでしょう。フランスでは、赤ちゃんも一人で寝る練習をしていくべきという考え方があります。
フランス式ひとりねんねトレーニングの方法
生活リズムを整える
起きる時間、寝る時間はもちろん、授乳の時間などをしっかり決め、部屋の明るさなども調節して赤ちゃんがこのくらいの時間になったら起きる時間で、これくらいの時間になったら寝る時間なんだなというのを覚えやすくする。
赤ちゃんと両親は違う部屋で寝る
フランス式育児では、赤ちゃんを一人の独立した存在として扱うという考え方のもとに別部屋で寝ることを推奨しています。
泣いた時の対応
日本では泣いたらすぐに抱き抱えるのが一般的だと思いますが、フランス式では赤ちゃんが泣いたらすぐに抱き抱えるのではなくまず、何が起こっているのか、なんで泣いているのかを観察します。
おむつの不快感や、空腹などであれば親の対応が必要です。
眠たいけれど寝られずぐずっている場合はすぐに抱っこせずに様子を見ることが必要です。
泣いたらすぐ抱っこを繰り返すと、赤ちゃんは泣いたら抱っこしてもらえる。寝るまで抱っこしてもらえると思い込み、それが習慣になってしまいます。
フランス式では、親が必要以上に赤ちゃんに介入して、自立するのを妨げないようにするのです。
母乳だけでなくミルクも活用する
これに関してはそれぞれのご家庭で考え方があると思うので無理をしなくてもいいと思いますが、ミルクは母乳より腹持ちがよく寝る前にミルクにするだけで、夜ぐっすり眠ってくれやすくなります。
そう言った観点でミルクの活用もおすすめです。
本書を読ん後の一番大切なこと
この本を読むのはママだけでも、パパだけでもいけません。
一緒に育児をする人全ての人に読んでもらい、認識をそろえて、赤ちゃんへの対応を一致させなければなりません。
ママはすぐに抱き上げないことを徹底していても、パパはすぐに抱いてしまう、もしくはよく孫のお世話をしにきてくれる祖母、祖父がすぐに抱っこしてしまうと言ったことがあれば赤ちゃんは混乱してしまいます。
赤ちゃんをお世話する大人たち全員がこの本を読み、どのような時にどう対処するかを同意して徹底することが大切です。



私は祖父、祖母が遠くに住んでいたので夫と二人育児でした。
そこで、この本を夫にも読んでもらい、授乳の時間や娘の寝る時間、朝起きる時間など細かく表にして、自分が対応しない時も夫が同じ対応をしやすいように工夫していました。
何より、二人で育児方針をしっかり相談し合えたことが今でもとっても良かったなと思います。
最後に
本書は育児を始める人、今夜泣きや寝かしつけに悩んでいる人全ての人におすすめできる本です。
もう、子供が大きくなっちゃっているから手遅れ?と思う方もいらっしゃると思いますが、成長してからでも軌道修正はできます。
少しでも興味があったらぜひ一度読んでみてください。
みなさんの夜の悩みが少しでも軽くなり、みんなストレスフリーに育児を楽しみましょう!



娘が半年でセルフねんねを獲得してから、2歳になる今までよるの5時〜6時半からは夫婦でゆっくり夜ご飯を食べたり、テレビを見たり、お話しする時間が持ています。朝は5時半〜7時くらいまで夜泣きすることなく連続で寝てくれるので私たち自身が寝不足になることなく過ごせています。
(もちろん娘の体調が悪く鼻が詰まったり、咳をしていたりで夜中泣いてしまうなどはあります。)
それも、この本に出会ったからなので紹介させてもらいました♪
コメント