本記事では妊娠20週に行う妊婦健診と胎児スクリーニングについて解説します。
先日、20週の妊婦健診に行ってきました。この検診の予約をする時に医師からはいつもより赤ちゃんを詳しく見る検査をしましょうと言われていたのでどんなことをするのかな?とドキドキしていきました。
実際どんなことをしたのかを踏まえて紹介していきます!
今までは赤ちゃんの大きさや心拍を確認するのが主なエコー検査でしたが、20週のエコー検査は少し詳しく診ます。その内容を紹介します。
検診内容は?
どんな内容だったのかを見ていきましょう。いつも通り、体重、血圧、採尿検査をしました。
経腹エコー
今回の経腹エコーは赤ちゃんの詳細を見ていきます。一般的に精密超音波検査や超音波胎児スクリーニングと呼ばれている検査です。
病院にもよりますが、妊娠20週に行うことが推奨されています。
精密超音波検査とは
胎児形態評価をするための検査。
検査項目は病院にもよりますが、頭部(頭蓋、顔面、脳など)、胸部、腹部、骨格、外性器を詳しく見ていきます。
- 頭部:胎児の頭の大横径(BPD)を測り、その断面から対称性、視床、側脳室、透明中隔などが正常であるかをみる。小脳の大きさ、顔面に問題がないかをみる。
- 胸部:肺や心臓の機能に問題ないかをみる
- 腹部:腹部周囲長(AC)を測り、その断面から胃胞を確認する。
- 骨格:脊柱の状態や四肢の確認をする。
- 外性器:性器の形を確認。
今回私の赤ちゃんは頭が真下にあり、頭部の検査ができなかったので、次回の検査で診るといわれました。
胸部も問題なく、腹部の確認時でもしっかりと胃が映っていました。腎臓の腫れもないと先生はおっしゃっていて、いろんな臓器が今の状態できているんだなーと感動しました!
経膣エコー
今回は経膣エコーも行い、子宮口が開いていないか、子宮底長、胎盤の位置を確認しました。
私は、胎盤の位置が低めだといわれました。妊娠が進んでいくうちに少しずつ上にあがってくると思うと言われましたが少し不安です。
もし、胎盤の位置がこのまま低いままだと出産の際に問題となるため帝王切開になる可能性もでてくるようです。
診察
エコー検査の結果としては、前回同様、順調に育っており、心臓の動きも問題ないとのことでした。
医者に不安に思っていることや疑問に思っていることを聞いた
以下のことを聞いてみました。
- 逆子はいつから意識するものなのか
- お腹を凹ましたら赤ちゃんは苦しいのか
- 体重増加はいつごろにどの程度までなど途中の目安はあるか
逆子はいつから意識するものなのか
医師の答えは逆子は妊娠32週ころから。逆子だと言われたらその後逆子体そうなどを行っていく。
それまでは赤ちゃんは羊水の中でぷかぷかして自由に動き回るので向きなどは気にしないでいいようです。
お腹を凹ましたら赤ちゃんは苦しいのか
これは特に大きな意味はないけれどずっと気になっていたのですが、もしママがお腹に力を入れて凹ましたりしたら赤ちゃんに圧迫感をあたえてしまうのかな?と思っていたので医師い聞いてみました。
医師の答えは全く問題ない。でした。赤ちゃんは羊水に守られているため、多少の衝撃は問題ないようです。
体重増加はいつごろにどの程度までなど途中の目安はあるか
医師の回答は最終的な体重増加を目安にしたらいいが、その最終体重増加量は妊婦さんによる。途中の目安としては、妊娠30週で赤ちゃんは出産時の半分くらいの大きさになるので、その時点で体重増加が出産時の最終体重増加の半分くらいになっていること。とのことでした。
お会計
今回もお会計が発生し、2300円お支払いしました。
次回の受診
次回は4週間後の24週中に受診するようにいわれました。
最後に
現代では、出生前検査の種類が数種ありますが胎児スクリーニングは赤ちゃんに異常がないかどうかを確認する大切な検査です。いろいろ先生が説明してくれながら赤ちゃんの詳細を知れるのでママもパパもとても興味深いと思います。
前回の受診時に20週くらいになると顔ができてくるので、顔が見られるかもしれません〜と言われていたのですが、今回赤ちゃんは頭を真下にしており、全く顔が見えなかったのでその楽しみは次回に持ち越しになりました。
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