本記事では母子手帳を受け取り後の初めての妊婦健診について解説します。
妊娠確定前(まだ予定日が確定していない状態)の妊婦健診と、妊娠確定後(予定日確定後)の妊婦健診とではなにか違うのでしょうか?
本日予定日確定後の初めての妊婦健診に行ってきたので、流れとともに、今までの検診と違ったところを紹介します。
一緒に見ていきましょう!
母子手帳、マタニティーキーホルダーをもらい、自分が妊娠しているんだなという実感が益々湧いてきています。今回は母子手帳をもらってから初めての検診、妊娠10週目の検査内容を解説していきます。
妊婦健診ってどんなもの?
妊婦健診は妊婦であるお母さんとお腹の中にいる赤ちゃんの健康状態を確認するための検診。また、赤ちゃんの病気の早期発見にもつながります。
妊婦健診はどれくらいの頻度で受診するの?
国で認められている妊婦健診の受信は14回です。この認められている受信に関しては補助券を用意している自治体が多いです。
妊娠初期
一般的には妊娠23週までは4週間に1回受診します。ですので妊娠初期の受診は合計4回。
妊娠中期
一般的には妊娠24週から35週までは2週間に1回受診します。ですので妊娠中期の受診は合計5回。
妊娠後期
一般的には妊娠36週からは毎週受診します。40週で産まれると考えると妊娠後期の受信は合計5回。
忘れてはいけない持ち物
今までは何かあった時のために毎月保険証を見せるくらいで特に持ち物はありませんでした。
母子健康手帳
予定日が確定したら、妊娠届を市区町村の役場に出しにいき、母子健康手帳を受け取ります。
そして、母子健康手帳を受け取り後の妊婦健診には必ず必要なので、忘れては行けない持ち物です。
妊娠健康診査・産婦健康診査助成券
妊婦は病気ではないため、保険がきかず自費診療です。それを補助してくれるのが、自治体が発行しているこの助成券。毎回全額無料とはならないケースが多いですが、基本的な検診内容はこの助成券でまかなえるようになっています。
かならず、受診時に持っていないと適用されないので、忘れずに持っていきましょう。
保険証
引き続き、保険証は必要です。
ここ最近の私の体調
つわりの状況
つわりは少しきつくなっている感覚があります。朝の午前中にあまり感じなかったつわりが、最近は9時〜10時ころに一度しんどくなったり、日中も少し横になる時間が必要だったりと変化がでてきています。
食欲
軽くお腹が空くことがあると、その後気持ち悪くなることがあるので、食欲が増えているというより、空腹を避けるようにちょこちょこ食べることが増えています。これが食べづわりなんだと思います。
睡眠の質
睡眠の質は変化が一番大きい点です。睡眠の質はかなり悪化しています。夜早めの時間に眠くはなり、入眠はできるものの、夜中の1時〜2時ころに目が覚めお手洗いを済ましてからは眠れているのか、うとうとしているのかわからない程度の浅い睡眠で、1時間おきに目が醒めるといった感じであまり寝られていません。
この点について、受診時に先生に改善策がないか聞いてみようと思います。
体重
妊娠判明時と変化なしです。ちょこちょこ食べしているのと、運動を全くしていないので太っているかと思いましたが、全く変化はありませんでした。筋肉が少し落ちたのかもしれません。
第一回目の検診内容
今までの検診では、血液検査や尿検査などはなく、診察と経膣エコーのみでした。今回から検診内容が違います。
血液検査
血液検査をします。妊娠中に一時的に糖尿病のような症状になってしまう「妊娠糖尿病」の検査でもあるので、病院にもよりますが、受診前6時間は絶食です。うっかり朝食や昼食を食べてしまわないように注意です。
今回の血液検査では血液型、関節クームス、血色素、B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒、風疹抗体、HIV抗体などの沢山の項目をしらべるので、10〜15ml血液をとる採血瓶6本分、血を採りました!
血液検査の結果は2週間後の受診の時にきけるようです!
尿検査
今までなかった尿検査も始まります。尿検査では 尿中に含まれる糖分やたんぱく質、ケトン体の数値を調べることで「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」などの病気を発見できます。
私はタンパクや糖は全く問題なかったのですが、ケトン体が++ででてしまっていました。先生に注意点も聞いたので注意点の項目にまとめておきます!
体重測定
妊娠中の体重管理は元気な赤ちゃんを産むためにとても大切なことです。痩せ過ぎていても赤ちゃんに十分な栄養が届かず危険ですし、太り過ぎても赤ちゃんが大きくなり過ぎて難産に案流可能性や、合併症の可能性もでてきます。そのため、妊婦健診では毎回受診前に体重を測ります。
病院で乗った体重計は服の分を差し引いてくれているのか、朝測ったよりも少し軽くなっており、これが基準になってしまうのか!と少し怖くなりました(笑)
血圧測定
妊婦は妊娠高血圧症候群になる可能性があります。それをいち早く発見するために毎回受診時に血圧測定をします。
血圧も全く問題なかったです。
超音波検査
赤ちゃんの健康を確認するために超音波検査を行います。今までは経膣エコーでしたが、これからはお腹の皮膚の上から診る経腹エコーになります。
今回から初めて経膣エコーではなく、経腹エコーでした!まだまだ赤ちゃんは小さいのにお腹の上からでも見えることにびっくりしました!
妊娠10週6日の赤ちゃんはどんな感じ?
受診のたびに大きく、変化を見せてくれる赤ちゃん。今回も大きな変化が!
赤ちゃんの大きさの変化
前回が2cmくらいでしたが、今回は3.1cmまで大きくなっていました。
赤ちゃんの見た目の変化
前回はまだ手足がはっきりとはわからずこの辺が足ですねーといった感じでしたが、今回は足がはっきりと写真に写り、手も写真にはうまく映ってないですが映像で確認することができました。
動くこともあるって!
今回私たちの赤ちゃんは受診中跳ねていたようで全く動かなかったのですが、この小ささでも、起きていればピクッ!と動くことがあるそうです。
心臓の動き
以前はズームをしてズームをしてやっと心臓の動きが見えたという感じでしたが今回はズームをしなくても心臓がパクパク動いていることがわかり、心拍もはっかり力強く脈打っていました!
卵巣の大きさは?
今回は経膣エコーではなく、経腹エコーだったので少し違いが出たのかもしれませんが、4.5cm程度の大きさを言われました。前回までは5cmあると言われていたので少し小さくなったのかな?と思いましたが、エコーの方法が違うのでなんとも言えません。次回の変化に期待です。
先生に言われた注意点
ケトン体++についての注意点
水分不足が原因のことが多くあるそうです。言われてみれば、つわりで横になっている時間などは一切水分をとっていなかったですし、運動もしないので喉が渇く頻度も少なくなっている気がします。意識的に水分を摂るように先生に言われました。
不眠についての注意点
夜間のお手洗いから目が覚めてしまい、その後寝られないと先生に相談すると、夕食後から就寝までの水分摂取を控えるように言われました。日中は水分不足なのでこまめに水分補給をし、夜間の水分摂取は少し控えようと思います。
また、つわりの影響もあり全く体を動かしていないのと、横になっている時間などもあるため、日中に運動量が不足しているようです。運動量が足りず、体が疲れていないので眠れないという要因もあるそうです。
医師からはウォーキングやストレッチを無理のない程度でするように言われました。
運動内容についての注意点
妊婦自身が息切れするようなハードな運動や、うつ伏せの姿勢で行う運動は控えるようにいわれました。その他は腹痛やお腹の張りがなければ適度に運動していいようです。
息切れしないような運動となれば、やはり先生のおすすめしているウォーキングやストレッチになりそうですね。
分娩予約
だいたいの病院、クリニックでは予定日が確定してから、すぐに分娩予約ができます。前回予約をして帰ってこなかったので今回の受診で予約をしてきました。どんな様子だったかご紹介します。
周りの友達や親戚などにとにかく急いだ方がいいと言われていたけれど本当?
地域にもよると思いますが、私の場合は全く急ぐ必要はなかったです。
予定日が分かった後の1週間後の受診で今回予約しましたが、問題なく予約できました。
予約手順は?
病院やクリニックによるとは思いますが、私の場合を紹介します
- 受付で分娩予約をしたいことを伝える
- 分娩予約票を記載する
- 産科医療補償制度 登録証を記載する
- 予約金を支払う(私のクリニックは現金3万円でした)
- 領収書をもらう(分娩費用から予約金は差し引かれる際に必要なので、紛失に注意です)
お会計・助成券の使用
今回の受診は助成券で賄える内容だったので、お会計は0円でした。
やっと全額自費診療が終わり胸を撫で下ろしました。
次回の受診は?
次回は2週間後にくるようにと言われました。4週間後かな?と思っていたので、意外と早くまた赤ちゃんを見られるのが嬉しいです。その受診の際に血液検査の結果が出るようです。
最後に
今ままでは、2度目の受診時以外は1週間に1回受診していたのでその度に赤ちゃんがどんな様子なのかみてこれました。しかし、これからは異常がない限り、国で定められている回数のみ受診することになります。
赤ちゃんが大きな成長をしていたのでとても感動しました。私自身がつわりでつらい状況の間、それと引き換えに赤ちゃんはすくすく大きくなって行っているんだとおもったらつわりも乗り越えられそうです♪
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