「わたし妊娠したかも?」と思ったらすぐに気をつけたい事〜食事編〜

本記事では妊娠したかも?と思ったら気をつけたい事を解説していきます。

気になる人

妊娠初期の兆候が出て、妊娠検査薬も陽性でした。
どのように生活を変えれば良いのかわからないです。

Shiz

まず普段の生活の中で気をつけたい事が知りたいですよね。
調べると意外な行動に制限があります。
きちんとした知識を身につけていきたいポイントなので、
一緒に学んでいきましょう!

目次

気をつけるべき食べもの

水銀

胎児の中枢神経の発達に影響を及ぼすとされているのがメチル水銀。

水銀濃度が比較的高い食品の例:本マグロ、メバチマグロ、クロカジキ、メカジキ、マカジキなど

Shiz

判断基準は「大きい魚」です。大きい魚は小さい魚をたくさん食べて体の中にたくさんの水銀を溜め込んでいるんです。
(週1回80g程度なら食べてもOK)
妊婦以外は気にする必要はありません♪

ヨウ素(ヨード)

ヨウ素は摂りすぎると赤ちゃんの甲状腺機能を低下させてしまう危険性がありますので注意が必要です。
一方でエネルギーの代謝や細胞の発達と成長に必要な重要な栄養素ですので、ヨウ素を全く摂らないことも死産や流産、先天異常などを招く恐れがあります。

ヨウ素が比較的多い食品の例:昆布、塩昆布製品、おぼろ昆布、昆布茶、昆布だし製品、ひじき、わかめ、海苔など

Shiz

いやいや。昆布だしまで?ちょっと神経質すぎない?って思いますよね。私も最初疑いました。
妊婦さんの場合は1日あたりの摂取推奨量が240μgで、かつ上限量は2,000μgという基準が設けられています。
昆布に含まれているヨウ素は、100gあたり230,000μgです。昆布に関していえば、1g摂取するだけで2,300μgのヨウ素を摂取することになります。また、昆布のヨウ素は出汁に80%が溶け出すというデータがありますので、昆布出汁も要注意です。
干しひじき:45,000μg、カットわかめ:8,500μg、焼きのり:2,100μg

ヒ素

ひじきがヒ素を含む食品の代表です。国によって、摂取について考えに違いがある栄養素ですが、日本では体重50kgの人が1日4.7 g(乾燥)以上を連続して食べないようにといわれています。

Shiz

体にいいイメージがあるから、むしろとったほうがいい。と考えがちな食品。意外でした。

ビタミンA

動物性ビタミンAを多量に摂取すると赤ちゃんの先天以上に影響する心配があります。妊娠中期までの摂取推奨量は1日650〜700μgRAEとなっています。以下の食品はたまに食べるのいいですが、毎日食べるのはやめたほうがいいですね。

ビタミンAが比較的多い食品の例:うなぎ、鶏レバー、豚レバーなど

リステリア菌

ママがリステリア感染症を発症すると、胎盤んを通して子宮内感染を起こし、流産や早産、出産直後の赤ちゃんのトラブルにつながる可能性があります。

リステリア菌が比較的多い食品の例:非加熱のナチュラルチーズ(カマンベールチーズやブルーチーズなど)、生ハム、スモークサーモンなど

Shiz

もともとチーズが大好きな私。その中でもトロッとしたナチュラルチーズが大好きでした。家にいくつかストックしてあったのできちんと調べていなければ沢山食べていたかもしれません!

生もの

妊娠中は免疫力が下がるので生の魚介類や加熱が不十分なお肉に付着している細菌類に感染する可能性があります。お刺身やお寿司、生肉、貝類。全てしっかり加熱しましょう。

Shiz

出産するまでの我慢!みんなで頑張りましょう。

NGな飲み物

アルコール

赤ちゃんの発達障害を引き起こす可能性があるので禁酒しましょう。料理酒や料理中のワインなど、アルコールが飛んでいるものがOK。甘酒は米麹から作られたものはノンアルコールなので飲んでもいいですが、糖分が高いので注意。

Shiz

少しだけなら大丈夫という考え方もあるようですが、どんどん酒量が増えていってしまうケースもあるようです。授乳が終わるまでは禁酒してヘルシーな生活を楽しみましょう。
みんなでの食事の時に気分だけでも!というときは私はアルコール度数0.00のオールフリーを1本だけ飲んでいます。
「0%」と書かれていてもアルコールをごく少量含んでいるものがあるので注意して確認してください。

カフェイン

カフェインはなんとなく摂らないほうがいいと知っている方も多いと思います。しかし、こんな飲料もカフェイン入っているの?と驚きました。カフェインを大量にとると、血管が収縮し、胎盤への血流が悪くなり、赤ちゃんに酸素や栄養が届きにくくなる可能性があります。1日200mgまでだと摂取可能と言われているので、どうしても飲みたい場合は1杯程度であれば問題ないでしょう。

カフェインが比較的多い食品の例:コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶

Shiz

最近とても寒いので温かいお茶は毎日飲んでいました。それを白湯に替えるのは寂しい。そこで行き着いたのはカフェインゼロの「麦茶」です。
この麦茶はいろいろ混ざってなく、また国産の麦茶なのでおすすめ!

Shiz

コヒーは朝の食後からお昼の3時までずーっと飲んでいるといっても過言じゃないくらい大好きだった飲み物。
これを急にやめるというのは私にとってとても難しいです。できる限り取らないようにしていますが、どうしても飲みたい!という時はこれを飲んでいます。ディカフェと思えないほど美味しく、カフェインは1杯5mg程度なので安心です。

その他

  • ポリフェノールを多く含む食品(大量摂取で胎児の血管を細くする、閉じさせてしまう可能性がある):コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶、高濃度カテキン飲料、ルイボスティー、ごぼう茶、グレープジュース、オレンジジュース、プルーン、高カカオチョコレートなどに多く含まれます
  • アントシアニンを多く含む食品(大量摂取で胎児の血管を細くする、閉じさせてしまう可能性がある):プルーン、アサイー、ブルーベリーなどに多く含まれます
  • サフラン(子宮収縮作用と堕胎作用がある)
  • シナモン、ウコン(子宮収縮を促し、不正出血や流産・早産の可能性がある)
Shiz

全部を全く食べてはいけない!ということではありません。いつもより、控える、食べる・飲む回数を減らすなど、お腹の赤ちゃんと自分の心に寄り添っていい塩梅をみつけてマタニティライフを楽しみましょう!
食材の栄養素についてここまでしっかり勉強したことがない方も多いはず。新たな知識を得られるチャンスだと思って食材に意識した食事をしてみましょう。
妊婦が赤ちゃんのことも考えながら楽しめるお食事もレシピ付きでご紹介していこうと思います♪

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